かののん’s diary

振り返ったときに等身大の自己紹介になるようなブログにしたいです。

映画レビュー

謝罪の王様

「謝罪の王様」映画レビューです。 笑いたい気分だったのでチョイスしました。 初めてのつもりでしたが、どうも既視感があって、、以前見たことがあったと判明! でもストーリー全く覚えてなくて、笑い続けました。 「怒っている相手は聞く耳を持ってない」…

おしょりん

おしょりんとは、福井県の言葉で、雪が固まってつるつるになって好きなところへ真っ直ぐ行ける状態!のことだそうです。 冬は雪に閉ざされる福井の農村がメガネ作りに挑戦し、シェア日本一になる物語。 前から「福井県てすごい!」と思っていました。隠れ福…

モロッコ、彼女たちの朝

映像美、陰影美、絵画美、普段美といった美的な世界に「自由への権利」といった社会課題を内包した映画です。「フェルメール」の絵画展が動画になったのかと見まごうような映像の世界に魅了されつつ物語は進みます。ベースにある社会課題は、モロッコにおけ…

タレンタイム~優しい歌

タレンタイム~優しい歌 マレーシアの映画で、民族も宗教も言語も多様でした。 でもメジャーとマイノリティはあっても、支配者と被支配者にはっきり分かれていないのが、心から良かったです。 見た目だけでなく、生活様式はもちろん、価値観もそれぞれ全く異…

わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク この映画は、ITを使えない人の尊厳を訴えています。 行政というのは、弱者を切り捨てない心配りが必要な領域だと心底思いました。 ITからこぼれ落ちる高齢者に心を持って接したり、経過措置を設けることは絶対に必要だと思いま…

のさりの島

藤原季節さん 最優秀新進男優賞受賞 / 原知佐子さん 遺作 「のさり」は熊本県の天草地方の方言で、「良いことも悪いことも自分の境遇に起こったことは否定せずに受け入れる」というような意味だそうです。 若い男がオレオレ詐欺をしながら流れてきて、船で天…

おらおらでひとりいぐも

芥川賞受賞 若竹ちさこさんの「おらおらでひとりいぐも」 Amazon primeに入ったので配信で観てみました。本で読み、ものすごく変わった切り口に斬新さを感じていました。もしかしてストーリーは主人公桃子さんの内省のみで書かれていたかしら?人の頭の中の…

モンスーン

MONSOON ベトナムの今を見たくて鑑賞しました。 ベトナムを舞台に、ベトナム戦争のアメリカ、旧宗主国フランスなど、歴史が交錯しています。 ストーリーはあるのだけれど、そちらはうっすらとしています。 交通の喧騒の中に主人公の静謐さが際立ちます。 セ…

ブータン 山の教室

ブータン 山の教室 「ブータン 山の教室」という映画を配信で観ました。 最近「Dark Horse」という本を読み、「番狂わせ」を連想させるタイトルとは裏腹に「幸福哲学」を感じるとともに、時代は「効率・生産性」「成果・成功」などから「充足」へと軸足を移…