#20240407
#サポートメール
#円安は本当に心配なのか。為替の仕組みを理解する 〜 その7 通貨とは国家そのものである
こんにちは、かののんです。
通貨や経済には「使えば使うほど増えていくような不思議な仕組みがある」というところにちょっと同意しました。
通貨や経済に限らず同じことが他の色々な物事にもあてはまる気がします。
何かを手放すと新しいものが入ってきたり。
とにかく貯めこんでいるのがよくないみたいですね。
貯金もまさに溜め込みの一つです。
2010年代の中頃から始まったNISA制度は2024年に入ってついに本格的に日本人のマインドを貯金から投資へ動かしつつあるので、国策として成功しているように思います。
ただ、多くの人が米国株投資をするので、それが円安に拍車をかけているというのは少し皮肉です。
日本が、世界の経済大国という地位から、ごくごく普通の先進国の一つになったというのは、身軽になれた気がします。
あまり経済大国として君臨していると、他の多くの国から寄ってたかってマークされ、目を付けられますから、追われる重圧があったり、足の引っ張りを受けたり、自由にできません。
「日本はもう脅威ではない。日本が円安になって輸出競争力をつけてもまぁいいや」と他の国々から思われたのは、ある意味、ようやくチャンスの時期がめぐってきたのかなぁ、と思います。