かののん’s diary

振り返ったときに等身大の自己紹介になるようなブログにしたいです。

英語の発音で苦労していること

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オンラインで驚くほど安価に英会話ができるようになりましたね。

私は中学で初めて英語を習いました。

当時は今のように音源はなく、英単語の読み方は発音記号から学びました。

1単語ずつ地道に「スペル+発音記号」のセットで覚えました。

これを最近、人に話すと驚愕されたのですが、当時は他に発音の知りようもなかったですし、そういうものだと思っていました。

発音記号さえ見ればどんな単語でも読み方がわかり、とても便利でしたよ。

母音は二重母音、長母音、短母音、子音はth, f, v, r, l、それから第一アクセントの位置。

このあたり押さえておけば、英語の入試問題の最初によくある発音・アクセント問題は満点がとれるものでした。(音源が発達した今はもうこういう出題はないそうです^^)

さらに大学の言語学で、英語を話すときの口の中の舌の位置も図解で学びました。

ですので私は知識的には正しい発音がわかっていて、1単語ずつならとても正しく発音できる(はず)です。

ただ致命的なのは、発音記号までせっせと覚えて積み上げた中学高校時代は「自分で考えた英語を文として話す」アウトプットの場が徹底的になかった点です。

頭の中でわかっている個々の発音の数々…。

文の中で発音するトレーニングがゼロだったため、今、文を話そうとすると個々の発音が全部浮かんできて主張し始め、口が忙しすぎます!!

発音記号にがんじがらめになり、かえって足を引っ張られるときがあります。

さらに、vを意識しすぎてbのところで歯擦音、vのところで破裂音にしてしまったときは、あちゃ~です。

aboveがavobeになってしまったときには、もうホントに、なんやのソレ、です。

これが英語を話すときの私の苦労です。

発音記号が流暢さの敵になっています。

…それで思索を巡らせることしばし。

ガッチリ築き上げた発音記号の恩恵はあるのですが、ここへ来て解放されたいような、ジレンマになってきました。

以前、generallyを言う暇がなくて「ジェ……ィ」と言ったら全く訂正されなかったことを思い出しました。(早口かつ訂正の多いシャドーイングレッスン中)

日本語の「ありがとうございます」も何度も言ってるうちに「あざーす」になりますよね。

そんな感じでちょっといいかげんにはしょって発音したらどうなんだろう?とふと思いました。

これで口が忙しすぎるの解消されるかな?

しばらく試してみます。